はいどうも〜!
えむず(@yy41a)です〜!
内地の方はだいたい梅雨入りして今週中には関西も梅雨入りするようですね!しかし、北海道には梅雨がないので、6月に旅の計画をしている方は、北海道なんか良いんじゃないでしょうか。
そこで、今回は北海道生まれ、北海道育ちの私が、世界自然遺産にも登録されている『知床半島』の魅力について紹介していきましょう。
知床は、年中無休でいつ言っても素晴らしいところなのですが、夏に向けたこれからの時期が1番のおすすめです!
この記事はこんな人におすすめです。
- 旅行に行きたいけど行き先が決まらない
- 北海道旅行を予定しているが札幌などの都会は飽きた
- 野生動物や自然が大好き
知床半島ってどこにあるの?
知床は、北海道の右側に位置しており、札幌から車で行くと約6時間〜7時間くらいかかります。
公共の乗り物だとJRでも行けるのですが乗り換えがあるので少し大変です。都市間バスだと乗り換えなくウトロまで行くことができます。
その後、ウトロから知床行きのバスに乗れば行くことができます。
画像の赤丸部分が知床半島と呼ばれている場所です。
新千歳空港から行くより、釧路空港から行った方がアクセスしやすいかと思います。
釧路空港は、ほとんどが札幌の新千歳空港発着の飛行機なのですが、東京・大阪も便は少ないようですが発着しています!
バスなどの公共の機関を利用するよりも、レンタカーを借りた方がいいでしょう。
知床の魅力は?
知床の魅力は、ただ一つ、そこに広がる『大自然』です。
知床は、2005年に南アフリカ共和国ターバンで行われた”第29回ユネスコ世界遺産委員会”によって自然遺産登録されました!
素晴らしいことです。知床の手付かずな大自然を目の当たりにすると、誰もが”世界自然遺産”であることを納得するでしょう。
たくさんの天然記念物に会える!
知床には、天然記念物登録されている野生動物がたくさん集まっています。
オジロワシやオオワシ、ロマフクロウも生息しているのです!
まん丸キュートなシマフクロウ
シマフクロウは、1971年から国の天然記念物として登録されており、主に北海道の中部・南部に生息しているのです。
現在165羽程度(全体)のシマフクロウが生息しているらしいのですが、その6割〜7割はこの大自然あふれる知床半島に生息しているのです!
とてもレアな野生動物なので、何回も知床に行っている人でもみたことがないという方もいるようです!
しかし、私は、初めて知床を訪れた際に、滅多に見ることができないと言われていたシマフクロウを4羽も見ることができました!
体長はおよそ70cm、羽を広げると170〜190cmもあるんですって!確かに、とても大きなフクロウでした。
シマフクロウは、番(つがい)で、魚などが生息している小川に縄張りを持っていて1羽見つけることができれば、もう1羽必ず近くにいます。
さらに、シマフクロウは羽化から50日程度で巣立つのですが、運が良ければ3羽同時に見ることができますよ!
でかくてかっこいいオジロワシ
△電柱に止まっていたオジロワシ(?)
オジロワシは、基本的には中国から冬の寒い時期に北海道の北部・中部にやってくる渡り鳥なのですが、中には年中北海道に住み着いている個体も確認されています。
1970年より、天然記念物として登録されており、個体数は減少傾向にあるようです。
また、中国でも1級保護野生動物として扱われています。
3月ごろに、知床に訪れるとこれでもか!というほど、オジロワシを見ることができます。
体長は70cm〜100cmで、羽を広げるとなんと180〜240cmにもなるのです!
車道から電柱に止まっているオジロワシを見かけると確かにとっても大きくて、かっこいいです!
オジロワシは、尾(しっぽ)が白いことから尾白(オジロ)ワシと呼ばれているそうですよ!
一番多くみられるのは3月でしが、どの時期に知床を訪れても、レア度は上がってしまいますが、見ることができるのです!
鳥界の王様 オオワシ
オオワシは、夏にはロシアで過ごしているのですが、ロシアの厳しい冬には耐えられず、越冬するために北海道や本州の北部にやってくる渡り鳥です。
オジロワシと同様、1970年に天然記念物として登録されており、知床では冬の時期にたくさん見ることができます。
オオワシは、名前の通り日本で一番大きなワシと言われています。
体長が90〜110cm、羽を広げるとなんと、220〜240cmにもあるようです!ものすごくでかい鳥ですね(笑)
まさに、鳥界の王様と言ってもいいのではないでしょうか。
知床で見られるオオワシの多くは、海辺や流氷の上に待機し、海の中の魚を常に狙っています。
止まっているところはよく見かけましたが、飛んでいる姿は少ししか見ることができませんでしたが、本当に大きくて、少しの恐怖さえ覚えました。
天然記念物だけではない!たくさんの野生動物
知床半島で見られるのは、天然記念物だけではなく、たくさんの野生動物が生息しています。
北海道に生息する全ての野生動物が見られると言っても過言ではありません。
特に多いのが、キタキツネとエゾシカです!
キタキツネは、観光客が可愛がり、餌などをやることから、”おねだりキツネ”と言って、観光バスや車、人に近寄ってきてしまいます。
しかし、野生動物への餌やりは絶対にしないでください。そのおかげで車に近づき惹かれてしまうキツネもいるのです。
道路の真ん中に丸くなっているキツネなどもいますので、可愛いと思ってしまうのはわかりますが、野生動物に餌を与えるのはやめましょう。
△とても立派なツノを持つ雄ジカ(雌ジカはよく見かけるが雄ジカはとってもレア)
エゾシカは、北海道に来れば、札幌や旭川などの都心以外ならどこでも見られるのですが、知床に生息しているエゾシカの数はもはや異常です(笑)
初めはエゾシカは、奈良にいるシカと違いとても大きので興奮するかもしれませんが、すぐに慣れてしまうほど、生息しています。
最後に、エゾヒグマです。
エゾヒグマは日本にいる動物の中で最大の大きさの動物とされています!
北海道のほぼ全域に生息していますが、野生のヒグマを安全に観察できるのは、ここ知床だけです。
知床では、海からエゾヒグマを観察するツアーがあり、冬眠の間に出産を行うため、春には親子連れのエゾヒグマを観察することができます。
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また、海などで釣りをしていると、後ろにヒグマがいた!という話も聞いたことがあります。
子供のヒグマは好奇心旺盛なため、人間に近づいてくることがあるそうなのですが、決して手を出してはいけません。
近くには必ず、親熊がいます…。
大自然の中をお散歩:知床五湖
知床八景のうちの一つに数えられる、人気のある観光スポットです!
知床五湖と言われているため、一湖から五胡まで湖(沼?)があり、そこを散策するコースがあるのです。
△一湖は撮り忘れ…
湿地帯であるため、雨が降ったり雪解けの時期には増えたりもしますし、コースがぐちゃぐちゃになることもあります。
△こんな感じのもののけ姫の森のようなところをひたすら進みます
また、知床五湖を散策するには、ヒグマと出会った時の対処法をレクチャーしてもらわなければなりません。
出会わないための方法や、出会った時の方法を丁寧に教えてくれるのです。
△ブレっブレ(笑)認定証みたいなものがもらえます
コース内でヒグマに遭遇した場合は、その日はコースが閉鎖されたり時間制限をかけられたりしてしまうのですが、命を守るためには必要なことなのです。
ヒグマは大きいのですが、そんなに獰猛な生き物ではないため、可愛く見えてしまうこともありますが、いつスイッチが入るかわかりませんので、本当に注意が必要です。
大自然を上から見る:羅臼岳登山
知床半島で一番標高が高い山、それは羅臼岳です。
知床五湖を散策していると見ることができるとても綺麗な山々です。
自然遺産に登録されていることから、その辺でトイレをすることができず、携帯トイレを持参する必要があります。
また、食べ物やゴミなどは必ず持ち帰りましょう。
オシンコシンの滝とカムイワッカの滝
まずは、オシンコシンの滝は、おしんとこしんの滝ではなく、アイヌ語で「川下にエゾマツが群生するところ」を意味する「オ・シュンク・ウシ」からオシンコシンになったそうです!
△オシンコシンの滝
二股になり流れていることから「双美の滝」とも言われているんですって!
写真で見ると伝わりずらいかもしれませんが、とても迫力があり綺麗な滝ですよ!
続きまして、カムイワッカ湯の滝!
写真をよく見ていただくと、湯気が出ているのがわかりますのでしょうか!
この滝自体が温泉が流れており、なだらかな滝なので、夏のシーズンになれば多くの観光客がここで、水遊びならず、お湯あそびをするのです。
また、このカムイワッカ湯の滝の最下流には、カムイワッカの滝という湯がつかない滝も存在するので間違わないようにしましょう。
世界自然遺産の知床へ遊びに行こう!
△オホーツク海を一望できるプユニ岬(海に浮かんでいるのは流氷:3月)
いかがでしたか?知床の魅力が伝わったでしょうか。
知床には、たくさんの自然と、たくさんの自然動物がたくさんします。
そして、海産物もとても美味しいので北海道旅行をお考えの方はぜひ、知床半島をお越しください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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